イタリアワイン
取扱いブランド
モンテロンカ&コッレマリアンナ
ヴェローナ県テッロッサ・ディ・ロンカに拠点を構える幾つかの生産者が行うワインプロジェックとして、白のコッレ・マリアンナと、赤のモンテロンカという名で成立したワイン・ブランド。
「 産地、銘柄、生産者名に囚われず、シンプルに、このワインの味に触れている人がどのくらいいるのか?ワイン自体を真っすぐ伝えるべく、このプロジェクトを始めた 」という、現在アメリカやオーストラリアでも展開する新プロジェクト
ヴィルヘルム・ワルク
ヴィルヘルム・ワルクは、1869年にチロル地方(現オーストリアのインスブルック付近)でロカンダ(レストラン&宿)を営んでいたヴィルヘルム・ワルクが、家族と共にテルメーノに移り住むと同時に創業しました。
カルダロ、テルメーノ、コルタッチャの三つの生産地域の畑(350~800m)で葡萄を栽培し、150年に渡りピノグリージョやラグレイン、ゲヴユルツトラミネール等の地場品種とシャルドネ等の国際品種でワインを造り、販売してきました。
テヌータ ゴルギ・トンディ
シチリア島西部の南岸に位置するマザラデルヴァッロ。その近郊の環境保護地区に指定されているプレオラ湖を中心とする湿地があります。
Tenuta Gorghi Tondiは祖母ドーラが数十年前に開いた130haの畑を所有するワイナリーです。現在は孫のアンナマリアとクララが切り盛りしています。
サント・ステファノ
サントステファノはキャンティクラシコ北部の中心グレーヴェインキャンティから4キロの場所に位置し、20ha弱の葡萄畑と40haのオリーブ畑を所有する農家。
現在はアグリトゥーリズモの経営も含めて姉のエレナと弟のアゴスティーノが切り盛りしています。
アゴスティーナ・ピエリ
アゴスティーナピエリは、元々小さなブドウ農家であったピエリ家にて当主の亡き後、娘達により独自のカンティーナとして成立し、その仕事をエノロゴ(醸造家)フランチェスコ・モナチ氏に委ねてスタートした新しい造り手です。
そのワインは伝統的なモンタルチーノのワイン、即ち大樽を使った長期熟成に耐えうる力強いブルネッロを意識しつつも、素直なフルーツの味わいと香り、のど越しの良さを求めた現代的でコシのあるワインに仕上がっています。
マルコ・コルダーニ
ミラノから列車で50分程。イタリア最大の河川、ポー川のほとりにある町「ピアチェンツァ」はボローニャとミラノを結ぶ幹線上にあり、更にトリノから来る街道と交差する交通の要所で、古くから栄えた街です。
ピアチェンツァから車で40分程のカルパネートピアチェンティーノは、この土地のワインGutturnioの生産拠点の一つであり、ワイン祭りも行われます。
さらに数キロ離れたチェッレーリ地区に5ヘクタール程の畑を持つコルダーニ家は4代に渡って畑を耕し、乳牛を育てていた農家でした。
現在は当主マルコが栽培から醸造、販売までを行っています。
フォンガロ
1975年、グエッリーノ・フォンガロがレッシーニ山の麓ロンカに創設した家族経営のスプマンテ生産者です。
この地に生まれながら、40年の時を経て帰郷したグエッリーノは当時この地で行われていた一般的農業の現状を見て、ブドウ栽培を原則的に有機栽培で行うという大きな決断の下で、葡萄栽培を行いました。
当時としては未だ極めて少なかった栽培方法を、生産の基本理念に据えたワイナリーです。
ファットリア カッパ
イタリア有数の港町リヴォルノの南に位置するカステッリーナ・マリッティマ。
2005年にアンドレア、ステファン、マンフレッドのイタリアとオーストリアのワインをこよなく愛する三人によって設立され、ロジニャーノとカステリーナの計4ヘクタールの畑でスタートしました。
畑での栽培とワイン造りはアンドレアが中心となり、マルコ、ルカの二人の仲間と共に行っています。
トラブッキ・ディッラージ
1925年、マルコ・トラブッキ氏により設立。
現在まで、そのワイン・オリーブオイル造りは3代に渡り受け継がれ、1993年より全ての栽培を有機農法に切り替えています。
当時、イタリアにおいては、他のEU諸国に比べ有機農法は遅れ気味でしたが、その中でトラブッキ社は先駆けと言えます。
エレナ・ワルク
南チロル地方、ドロミテ山塊のお膝元ボルツァーノ(独名:ボーツェン)の南に位置するカルダロ湖畔にある小さな町テルメーノ(独名:トラミン)。
ドロミテの山々から注がれる冷涼な空気と水捌けの良い石灰質の土壌から、葡萄や林檎の栽培がさかんに行われています(特にリンゴは欧州きっての産地)。
町の中心にある、この地方独特の屋根をした教会にほど近い場所にエレナ・ワルクの拠点があります。
カシーナ・モラッシーノ
1984年、マウロ・ビアンコによって創設され、現在は息子のロベルトが一人でカンティーナを切盛りしています。
畑での作業は土壌への負荷を避けるため、全て手作業で行われ、原則的に化学肥料などは一切使用せず、防かびの対策としてボルドー液のみ状況次第で使用します。
方法としては肥料等を与えるよりも葡萄の生育能力に成長を委ねるというのが彼の論法と言えます。
クラウディオ・マリオット
1920年に現当主クラウディオの曽祖父ベーピ以来、マリオット家によって営まれてきた生産者。
トルトーナの町からわずかな場所にある小高い丘 VHO (ヴォー)の上にカンティーナを持ち、標高250~300mにかけて約20ヘクタールの畑を有します。
現在はクラウディオと弟のマウロを中心に、バルベーラ、フレイザ、ニビオ(ドルチェットの亜種)、コルテーゼ、そしてティモラッソを生産しています。
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