ラゴスティーナ圧力鍋 部品説明と交換について
ふた
ラゴスティーナ圧力鍋のふたは、落としぶた式です。見なれない構造のふたなので、最初のうちは開閉しにくいかもしれません。しかし、ご使用いただくうちに、開閉の操作にもなれ、このふたのよさがおわかりいただけると思います。
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ご家庭でのふたの分解は、上図までとします。まん中の支柱版、センタービス(ねじ)、圧力調整装置の下部ビスは、特殊アルミパッキングを使用してシールしている為、ゆるめたりして、手を加えないでください。
ゴムパッキング
ゴムパッキングは、鍋本体の最上部の内側の溝にぴったりとはまっています。
これは内部の圧力を密閉するために、欠くことのできないたいせつな部分の一つです。
このゴムパッキングは、調理中ほとんど内容物に触れることはありませんが、泡といっしょに上がってくるおねばや、洗いかすなどが残りやすいところです。これらが付着したままになっていると、フタとパッキングがはりついたり、パッキングダレの原因になるばかりでなく、ゴムパッキングのべとつきや劣化が、著しく早まりますから、気をつけて下さい。
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古いパッキングは、きりのような先のとがったものをつきさして引っぱりだすようにすると簡単にとりはずせます。
パッキングの入っていた溝もきれいに洗い、かすなどが残っていない事を確かめます。
次に新しいゴムパッキングをのばさないようにサラダ油などの匂いのない上質の食用油を塗り、すべりやすくしてから、図のように対称の位置に順を追って、溝にはめてゆきます。
一とおり平均して入れたら、鍋(ラゴスティーナ)に、1カップほどの水を入れ、フタを完全にしめて強火にかけ、しばらく圧力をかけます。こうするとゴムパッキングは完全にセットされます。
ゴムパッキングの交換時期
ご使用頻度によっても異なりますが、最長3年またはそれ以内であってもパッキングにベトつきが生じ手に汚れがつくようになったら新しいパッキングと交換してください。
安全弁
安全弁は、「 圧力調整装置が目詰まりした 」「 粘性の強いものを煮た 」「 火を弱めるのを忘れた 」「 火を消すのを忘れた 」などの原因で、内部圧力が異常に高まった時に作動します。
ラゴスティーナの安全弁は、一度作動しても再使用できるようにつくられていますが、作動後は必ずその原因をたしかめ、取り除いたうえ、改めて元のように正しくセットして下さい。
安全弁は正しくセットされていると、心もち緩めの感じがして、完全密着していません。
しかし、内部に圧力が生じると、安全弁全体が内側から持ち上げられ、はじめて密封状態になるように設計されています。このゆとりは、万一、安全弁が作動しなければならない事態が起きたとき、円滑な作動をうながすために、どうしても必要なものなのです。
従って、鍋の使い始めのうちは、安全弁の回りから小さな泡が出たりすることがあります。これはゴムとフタとが、まだなじまないために起こることです。それによって、圧力が加わらなかったり、急に下がったり、などということはありません。
とりはずしと交換の仕方
旧タイプ
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安全弁は分解すると、3つの部品に分かれます。いずれも、フタの裏側からはめ込んでください。
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(A)まず、ゴム盤を文字が書いてあるほうを上向きにして、穴にかみ合わせます。
(B)次にスカートに止め具をセットします。
(C)そして、ゴム盤がはずれないように、フタの外側から指でしっかりと押さえながら、スカートをセットした止め具をフタの裏側から押し込みます。これで完成です。
この安全弁は、このようにしてセットした後、もし作動するようなことがあっても、また同様に取りつけられます。
ただし、これが作動するということは、必ず何か原因があるはずですから、よく調べてください。
安全弁をきれいに洗うために取り外す場合は、逆の順序にします。
新タイプ( 旧タイプと互換性があります。)
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安全弁は分解すると、2つの部品に分かれます。いずれも、フタの裏側からはめ込んでください。
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(1)まず、ゴム盤の文字が書いてあるほうを上向きにして、ゴム盤の溝をふたの穴にかみ合わせ、全体をはめ込みます。
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(2)ゴム盤がフタから外れないように、上からゴム盤を押さえながら、フタの内側から外側に向かって金具を押し込みます。
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(3)金具がフタの外側から見て、ゴム盤の中央にきちんと元通りセットされていることを確認してください。
※金具がゴム盤よりも上に上がっていたり、ゴム盤の溝がフタ板よりも上に上がっている場合は、正しくセットされていません。
安全弁の取り外し方法
(2)→(1)の手順で、金具をフタの内側から引っ張って外し、最後にゴム盤をフタから外してください。
※使い始めは、安全弁の周りから細かい泡が出ることがありますが、使用しているうちにゴム盤とフタがなじみ、泡が出なくなります。
取っ手
ラゴスティーナの取っ手は合成樹脂製で、比較的壊れやすくできています。これは、運搬途中や、ご使用中の予期しない衝撃から、鍋本体を守るためです。
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取っ手は、裏側からビスで止めるようになっています。取り付けの際は、鍋本体に溶接された支手に、上下の取っ手の溝をしっかり合わせてから、ビスを刺し込むようにします。上下の取っ手の溝がきちんと合わさっていないと、ビスがしっかり入りませんから、ご注意ください。
修理について
圧力鍋の調子が悪い・壊れてしまった? 修理に出すその前にこちらをご覧ください⇒ |
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部品のご購入
※お使いの圧力鍋のサイズにより、 対応する部品のサイズが変わります。 お使いのラゴスティーナ圧力鍋のサイズや部品の種類が不明な場合は、こちらから製品の確認をお願いします⇒ |
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お使いのラゴスティーナ圧力鍋の 部品のサイズがお分かりの方は部品販売ページへ⇒ ※下記一覧表からも販売ページへ移動できます。 |
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部品一覧表
※部品名をクリックすると販売ページへ移動します。
ラゴスティーナ圧力鍋( ラゴスティーナ80 , ラゴスティーナ90 )
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部品 | 価格(税別) | 備考 |
---|---|---|
安全弁 | ¥900 | 新タイプで代用 |
パッキング | ¥1,200 | |
蓋ハンドル | ¥2,400 | |
本体取っ手 | ¥1,500 | |
圧力調整装置上部 | 在庫終了 | |
ハンドルビス | ¥400 | |
グリーンブック(ラゴスティーナ圧力鍋用・取扱説明書兼レシピブック) | ¥1,300 |
ラゴスティーナ圧力鍋( プラティカ )
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部品 | 価格(税別) | 備考 |
---|---|---|
安全弁 | ¥900 | 新タイプで代用 |
パッキング | ¥1,200 | |
蓋ハンドル | ¥2,400 | |
本体取っ手 | ¥1,500 | |
圧力調整装置上部 | 在庫終了 | |
ハンドルビス | ¥400 | |
グリーンブック(ラゴスティーナ圧力鍋用・取扱説明書兼レシピブック) | ¥1,300 |
ラゴスティーナ圧力鍋( ノビア )
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部品 | 価格(税別) | 備考 |
---|---|---|
安全弁 | ¥900 | 新タイプで代用 |
パッキング | ¥1,200 | |
蓋ハンドル 丸形(ピストン穴あり / ハンドルビス含む) | ¥2,400 | |
本体取っ手 | ¥1,500 | |
圧力調整装置上部 | 在庫終了 | |
ハンドルビス | ¥400 | |
取扱説明書兼レシピブック | ¥2,000 |
ラゴスティーナ圧力鍋( ノビア・ビタミン )
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部品 | 価格(税別) | 備考 |
---|---|---|
安全弁 | ¥900 | |
パッキング | ¥1,200 | |
蓋ハンドル 丸形(ピストン穴あり / ハンドルビス含む) | ¥2,400 | |
本体取っ手 | ¥1,500 | |
圧力調整装置上部 | ||
ハンドルビス | ¥400 | |
取扱説明書兼レシピブック | ¥2,000 |
ラゴスティーナ圧力鍋( ロジカ , ロジカタワー )
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部品 | 価格(税別) | 備考 |
---|---|---|
安全弁 | ¥900 | 新タイプで代用 |
パッキング | ¥2,200 | 販売終了 |
安全弁カバー | ¥2,000 | 弊社までお問い合わせ下さい お問い合わせページはこちらから |
圧力調整装置カバー | ¥2,500 | 弊社までお問い合わせ下さい お問い合わせページはこちらから |
本体取っ手(1個) | ¥1,500 | 弊社までお問い合わせ下さい お問い合わせページはこちらから |
圧力調整装置上部 | ¥2,000 | 弊社までお問い合わせ下さい お問い合わせページはこちらから |